門倉 建造氏 / 門倉貿易株式会社 代表取締役
家庭から排出された古着のリユースや、古布を使ったウエスの製造・販売や、古着・古布の新しいリサイクル手法の繊維板(リフモ)の開発・販売など、限りある資源を大切に使いながら社会貢献を目指す門倉貿易株式会社。昨年話題になった光文社新書の書籍「大量廃棄社会アパレルとコンビニの不都合な真実(仲村和代 / 著、藤田さつき / 著)」にも取り上げられた、服のリユース、リサイクルのスペシャリスト。
伊藤 光平氏 / 「GoSWAB」代表
慶應義塾大学、在学中に「都市におけるヒトと微生物」の関係性を調査する「GoSWAB」を立ち上げ、国内外の学会で研究発表を行う。2018年には、Forbesが選ぶ世界を変える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2018」を受賞。また、SONYが主催するコンペティション「U24 CO-CHALLENGE 2020 Program」では準グランプリを受賞。「除菌・殺菌」ではなく「微生物との共生」を目指した、都市環境における微生物コミュニティの調査や、プロダクト開発を進めている。
藤島義之氏 / 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
技術戦略センター・バイオエコノミーユニットにも所属。前職のバイオ関連業界団体に3年間勤務時代から世界のバイオエコノミーの政策、技術トレンドを追い、世界と日本のバイオ・サーキュラーエコノミーを考える。関心の高い分野は、バイオテクノロジー、エネルギー、高分子材料、食品など。
平野 馨生里氏 / 石徹白洋品店
岐阜の山奥の縄文時代から続く集落「石徹白」で、伝統的な農作業着をベースに直線裁断の服を制作。周りの植物を採取して、染める。藍を育てて藍染めをする。布の無駄が出ないように、先人の培ってきた暮らしの知恵を、現代の生活に取り入れ、自然の中で生きてきた石徹白人の「精神」を受け継ぐものづくりを実践しています。