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佐々木智也 展

2019.02.04|コラム

作家の佐々木智也さんの個展を、谷中のギャラリー&ストア「Sow」で3/1から10まで開催することになりました。3/1,2は佐々木さんご本人も在廊される予定です!人気だった輪花鉢も多めに入荷予定です。また、3/1に佐々木さんを交えた食事会を行う予定です(応募方法は後日公開いたします)。お楽しみに!

 

About

愛媛陶芸塾にて焼き物を学び、卒業後に京都醍醐寺にて僧侶の修行をしていたというユニークな陶芸家。伝統的な器の形である輪花皿は自身が求めるシンプルな作陶を具現化しているよう。釉薬のバリエーションも豊かなので同じ形でも表情の違いに気付かされる。ひとつひとつ、生活の中に置き換えることを思い描き、選ぶ愉しさを憶える器だ。 もぐらの窯と実に興味深く名付けられたその窯は1998年頃、砥部の小高い丘に造られた登り窯。佐々木を含む数名の有志が集まって築窯されたこの窯を現在は同友五人がその志を受け継ぎ、年に二回、窯焚きを行なっている。一般的に、厚みのある白磁の生地に藍色の顔料で書かれた文様で知られる砥部焼は、代々続く伝統と併存して若手作家達による新しい表情の砥部焼も登場している。時を経てもなお手仕事によって生み出される器は、現代の生活に溶け込む日用の道具として人々に愛され続けている。

 

佐々木智也展
2019年3月1日(Fri)〜10日(Sun)
11:00〜18:00
東京都台東区谷中6-1-27 Gallery Sow